皆様、こんにちは。
阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。
「子どもの歯をむし歯から守りたい!」と思っている保護者の方も少なくありません。
むし歯は細菌感染症のため、小さいころから予防対策をしたいものです。
今回は、赤ちゃんもむし歯になるのか、保護者にできるむし歯の予防対策を解説します。
赤ちゃんもむし歯になるの?
赤ちゃんもむし歯になるの?と疑問の方へ。
じつは、生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはむし歯の細菌は存在しないとわかっています。
そもそもむし歯には、以下が関係してます。
・歯の質
・むし歯の細菌
・糖分
・時間
そのため、むし歯の細菌がいない、歯の生えていない赤ちゃんはむし歯にかかることはありません。
ただし、赤ちゃんのころにむし歯の細菌がお口に入るリスクはあるため、小さいころから注意が必要です。
特に、赤ちゃんがむし歯に感染するのは保護者からが多く、普段の生活で感染リスクを低減することが大切です。
保護者にできるむし歯の予防対策
お子様の歯をむし歯から守るためには、保護者の方の協力が必要です。
ここからは、保護者にできるむし歯の予防対策を紹介します。
離乳食の食べさせ方
生後5~6ヶ月くらいになると離乳食を開始するお子様も多いでしょう。
離乳食を食べさせる食器は大人とは分けて使用するのがおすすめです。
理由は、大人が使用した食器(スプーンなど)に唾液と一緒にむし歯の細菌が付着して、赤ちゃんのお口に食器を介してむし歯の細菌が感染する可能性があるからです。
離乳食が始まる年齢は、下の前歯が生え始める時期と同じくらいのため、むし歯の細菌がお口の中に入ると生えたての乳歯がむし歯に感染するリスクが高まります。
また、離乳食を食べさせるときに食べものを保護者の方が噛み砕いたり、息を直接吹きかけたりするのもできるだけ避けましょう。
保護者の方がお口を清潔に保つ
大切な我が子にスキンシップをとりたい方もいらっしゃるでしょう。
頭をなでたり、抱きしめたりするスキンシップの他に、キスをする方も少なくありません。
ただし、保護者の方がむし歯に感染している場合は赤ちゃんのお口にむし歯菌が移るリスクがあります。
そのため、保護者の方も歯医者に定期検診に通いお口の中を清潔に保つことが大切です。
保護者の方のお口が健康であれば、お子様のお口を守ることにもつながるのです。
小児歯科を受診する
むし歯になっていなくても予防するために歯医者に通院することが大切です。
お子様の歯をむし歯から守るために、フッ素塗布やシーラント処置を行うことも当院では可能です。
他にも、歯並びのチェックを行うこともできますので、お子様の将来の歯並びのためにも早めに小児歯科に通いましょう。
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