
皆様、こんにちは。阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。
むし歯や歯周病により歯を失った場合は、何かしらの方法で補うことが大切です。
そのひとつの手段として歯科用のインプラントが挙げられます。
今回はインプラント治療を悩まれている方へ、インプラントの治療の費用や期間、流れを解説します。
インプラントの治療
まずは、インプラントの治療は、保険が適用できるのか、治療期間はどのくらいなのか詳しくみていきましょう。
インプラントは保険が効くの?
インプラントの治療は、基本的に保険が適用されず自由診療の範囲で行います。
一般的なむし歯や歯周病の治療とは異なり、費用が高額です。
インプラントの治療期間
インプラントの治療期間は、数ヶ月から半年くらいかかります。
そもそもインプラントは、顎の骨にインプラント体というチタン製のネジを埋めるために外科手術を行う必要があります。
インプラントの本数にもよりますが、外科手術では半日から1日は治療の時間を確保していただくとよいでしょう。
同日に大切なご予定を入れることは避けて、ゆっくりとご自宅で休んでいただくのが望ましいです。
インプラント体と顎の骨がしっかりと定着するまでに数ヶ月かかるため治療期間は一般的な歯科治療よりも長い傾向にあります。
インプラントを長持ちさせて快適に使用していただくためにも大切な期間ですのでご了承ください。
インプラントの治療の流れ
当院のインプラント治療は、以下のような流れで進みます。
- カウンセリング
まずは、お口の中の健康状態や全身疾患の有無をカウンセリングでお伺いいたします。
服用されている薬や既往歴も詳しく把握させていただきます。
- 精密検査
インプラント体を埋める位置を決定するために、歯科用CTを導入しております。
歯科用CTで撮影することで、顎の骨の厚みや高さ・神経や血管までの距離を精密に把握することが可能です。
- 治療計画の立案
カウンセリングや精密検査を基に治療計画を立案し、詳しくご説明させていただきます。
ご同意いただけましたら、いよいよインプラント手術に進みます。
- 1次手術
インプラント体を顎の骨に埋め込むための手術を1次手術と呼びます。
歯ぐきを切り開き、顎の骨にインプラント体を埋め込んでから歯ぐきを縫合して数ヶ月待ちます。
- 2次手術
インプラント体が顎の骨に定着したら、歯ぐきを切り開き土台を立てる治療を2次手術と呼びます。
その後は仮の歯で被せ物の噛み合わせや形を調整し、最終的にセラミックの被せ物を装着します。
- メンテナンス
インプラントの治療を終えても、天然歯と同様にメンテナンスを行うことで快適に使用することが可能ですので、通院ください。
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