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院長コラム

矯正治療中にホワイトニングは可能?歯並びを整えながらホワイトニングをするメリット、デメリット

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院長・尾川真也

こんにちは。箕面駅から徒歩3分の尾川歯科医院の尾川です。
本日は矯正治療中の歯のホワイトニング治療について紹介いたします。

矯正治療中にホワイトニングを行うことは、なかなか時間がとれず歯科にかける時間を少しでも少なくしたい方や審美性をさらに高めたい方に人気があり、見た目がきれいになっている効果を実感しやすいため矯正治療に対するモチベーションの維持にも役立ちます。
こちらのページでは、矯正治療とホワイトニングを同時に行うメリットやデメリットをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

すべての治療法でホワイトニングができるわけではない

マウスピース矯正をする女性

矯正治療とホワイトニングの同時施術は、すべての矯正治療中の患者様で行えるわけではありません。矯正治療のなかでも「裏側矯正」と「マウスピース矯正」のみが対象で、裏側矯正はオフィスホワイトニング、マウスピース矯正はホームホワイトニングを行うことが可能です。「表側矯正」ではどちらもできないため、ホワイトニングをしたい場合は矯正治療が終わるのを待つ必要があります。

また、マウスピース矯正中で前歯にアタッチメントというプラスチックを貼り付けている場合は、その部分がホワイトニングで白くならないのでたくさんアタッチメントが付いている場合はおすすめいたしません。

矯正治療中にホワイトニングをするメリット

口の前で手でハートマークを作る女性

矯正治療とホワイトニングを並行して行う場合に得られるメリットは以下のとおりです。

1 審美性がさらに高まる

歯並びと歯の色がどちらもきれいになるため、当然ですが矯正治療、ホワイトニング治療を単独でおこなうよりもさらに審美性が高くなります。

2 歯科にかける時間が短縮できる

ホワイトニングは1,2か月で効果がでますが、矯正治療は全体矯正の場合は1~3年程かかり、別々で行うとそれだけ歯科にかける時間が増えてしまいます。矯正治療とホワイトニングの同時進行は時間を短縮できるため、忙しい方にピッタリです。

3 モチベーションを維持しやすい

矯正治療は少しずつ歯が動くためすぐには変化を実感しにくく、痛みも伴うということもあり治療に対するモチベーションが下がってしまう方もいらっしゃいます。並行してホワイトニングを行うと「きれいになっている!」という変化が目に見えて分かりやすいため、矯正治療に対するモチベーションを維持しやすくなります。

矯正治療中にホワイトニングをするデメリットは?

ホワイトニング中にコーヒーを飲む女性

矯正治療とホワイトニングの同時進行は、メリットだけでなくデメリットも存在します。その点もしっかりと理解してから選択するようにしましょう。

1 痛みの種類が増える可能性がある

ホワイトニングのジェルは刺激があるため、歯に浸透すると少し知覚過敏がおこる場合があります。濃度の高いオフィスホワイトニングはとくに注意が必要で、もともと知覚過敏のある方にはあまりおすすめできません。

矯正治療中は、装置を調整してしばらくの間や、食事のときに痛みを感じやすいものですが、ホワイトニングをすることで知覚過敏により冷たいものがしみて、痛みの種類が増えることで精神的な負担が大きくなる可能性があります。

2 食事制限が増える

ホワイトニング中はジェルの効果で歯に色が浸透しやすくなるため、色の濃い飲食物を避けなくてはいけません。

矯正治療中の食事制限として、裏側矯正の場合は「硬いものを噛みちぎるのは装置の脱離につながるため、大きめの食べ物は事前に一口サイズに切っておく」ことが挙げられますが、マウスピース矯正は装置を外せば基本的にどんなものを口にしても良いとされています。

ホワイトニングを加えることで食事制限が増えるため、その点にストレスを感じる方は注意が必要です。

矯正治療とホワイトニングを同時にしたい方は一度ご相談を

矯正治療とホワイトニングの同時進行は、審美性の向上や時間の短縮、モチベーションが維持しやすくなるなど多くのメリットがありますが、残念ながらデメリットも存在します。納得のいく治療にするためにも、メリットとデメリットの両方をしっかりと理解したうえで始めるようにしましょう。

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院長・尾川真也

同時進行ができるかどうかは、お口の状態や歯科医院によっても判断が異なります。気になる方はぜひ一度当院までご相談ください。

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