Web予約
メール無料相談
072-720-1181
アクセス

院長コラム

より安全にインプラント治療を受けていただくためのポイント

こんにちは。まだまだ毎日暑いですね。
箕面市の箕面駅前にある尾川歯科医院の尾川です。

みなさん、「インプラント治療は安全なの?」と不安に感じていらっしゃいませんか?
インプラント治療は歯科医師の治療技術だけではなく、手術前に行う診断の方法や、手術時に使用する機械や道具、手術を行う環境によってもまた安全性や成功率に影響を及ぼします。
こちらのページでは、安全なインプラント治療に欠かせないポイントについてまとめました。少しでも安心してインプラント治療を受けていただくためにぜひご参考ください。

安全なインプラント治療のために欠かせないこと

インプラント治療は、むし歯治療や入れ歯の治療などとは異なり外科治療であるため、
適した設備や環境が整っていない状況で手術を行うと細菌感染をおこすリスクが高まってしまったり、手術前に正確に診断が行われていないと大切な神経や血管を傷つけてしまう可能性が少なからずあります。
どのような設備を導入しているかは歯科医院によって異なりますので、事前に医院のサイトを見たり、カウンセリング時に聞いてみたりして確認することをおすすめします。

1,CT検査を用いた手術前の診断

CT検査は、歯や顎骨、神経などの組織の位置や大きさを立体的に調べることができる画像検査です。
一般的に撮影するレントゲン検査でも組織の位置を確認することはできますが、画像が平面的であるため手術時に神経等を損傷するリスクを限りなくゼロに近づけるためには情報が不足しているといえます。CT検査で得られる立体的な画像をもとに、顎骨の中の神経等を避けて安全にインプラントを埋入する方向や深さ、インプラントの長さや太さを診断し、決定します。

2,徹底的な感染予防対策・衛生管理

手術が必要なインプラント治療は、どうしても手術部が細菌に感染してしまうリスクがあります。細菌感染対策や衛生管理が不十分だと、インプラント体が無事に埋入できても、手術後に感染が悪化してインプラントが骨と結合せず、ぐらぐらして脱落する可能性があります。

3,サージカルガイドの使用

サージカルガイドとは術前にCT画像で診断した方向や深さに、手術時にインプラント体を埋入するために使用するマウスピース型の装置です。CT検査のデータをもとに製作され、手術中に使用することで予定していた最適な部位にインプラント体を埋入でき、大切な神経や血管を損傷するリスクも最小限におさえられます。

もしも手術後にこのような症状がでたら早めにご連絡を

ただし上記のポイントに気を付け、安全にインプラント埋入手術が行われたとしてもその後長期にわたりインプラントが問題なく使用できるとは限りません。
以下のような症状がでた場合は何かしらの問題が発生している可能性があります。
できるだけ早めに歯科医院へご連絡ください。

インプラントがグラつく

インプラント体が顎骨としっかり結合していない可能性があります。原因には「インプラント体と顎骨の相性が悪い」「インプラント体を埋入する位置に問題がある」「インプラント周囲炎になっている」などが挙げられ、放置して状態が良くなることは基本的にありません。状態を確認して、可能であれば再手術を行います。

1週間経っても痛みが落ち着かない

インプラント治療の痛みのピークは「術後3日間程」です。1週間程度経っても強い痛みが続く場合は、組織が感染して炎症を起こしている可能性があります。

痛みが強くなっている

3日以上経ってもどんどん痛みが強くなる場合も、組織の感染が疑われます。我慢せずに早めに歯科医院へご連絡ください。

安全にインプラント治療を受けたい方はぜひ当院まで

以上のようにインプラント治療を安全に行うには、適切な診断や設備、環境が必要です。
当院では、事前にカウンセリングや精密検査を行い、感染対策・衛生管理をしっかりした上で、インプラント治療を行っております。
手術時はサージカルガイドを使用しますので、最小限のリスクでインプラントを埋入することが可能です。
歯を失ったあとの治療としてインプラントをご希望の方は、ぜひ当院までご相談ください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA