皆様、こんにちは!
阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。
「矯正治療をはじめても食事は今まで通りでよいの?」と気になっている方へ。矯正治療を開始しても基本的には食事に制限はありません。
でも、食事に気を付けると矯正装置や歯への負担を軽減できてより快適に過ごしていただけます。
そこで今回は、矯正治療中のおすすめの食事や注意点を解説します。
矯正治療中のおすすめの食事
矯正治療中の食事の制限はありませんが、治療を開始したばかりの頃や矯正装置を調整した数日間は歯に違和感が出ることがあり、やわらかい食べものを摂取するのがおすすめです。
矯正開始日や調整日は、以下のような食事で過ごすとよいでしょう。
- オムレツ
- おかゆ
- 雑炊
- 煮物
- 煮込みうどん
- ポトフ
- プリン
- ヨーグルト
できるだけやわらかい食材を選択することや、食材を煮込んだ料理がおすすめです。
卵や豆腐、うどんなど舌でもすりつぶすことができる食材であれば、歯や装置への負担は軽減されますよ。
特に、歯がガタガタと悪い初期の段階は、食事を工夫するとストレスなく過ごすことができます。
矯正治療中の食事の注意点
矯正治療中の食事やおやつには摂取できないものはありませんが、装置が外れるなどのトラブルが引き起るため以下のような食品は注意して食べましょう。
【粘り気のあるもの】
- ガム
- キャラメル
ガムやキャラメルなどのおやつは、歯だけではなく歯に装着するブラケットやワイヤーにも引っ付いて取り除くのも困難です。
装置に付着したままになると、むし歯のリスクが高まることもありますので注意しましょう。
【硬いもの】
- せんべい
- 氷
矯正装置は最終的に瞬間的な強い力をかけて外せるようになっています。
そのため、治療中にせんべいや氷などの硬いものを噛むと、矯正装置に衝撃が伝わり外れてしまう恐れがあります。
【前歯を使用するもの】
- りんご
- とうもろこし
前歯で噛んで食べなくてはならない切っていないリンゴやとうもろこしは避けるのがおすすめです。
前歯ばかりに負担がかかり装置が外れるリスクが高まりますので、摂取する場合は一口大に切ってからにしましょう。
【噛み切る力がいるもの】
- するめ
- タコ
- フランスパン
硬くて噛むのに時間がかかる食材は、ワイヤーに負担がかかり変形するリスクがあります。
【食物繊維】
- ほうれん草
- えのき
ほうれん草やえのきなど食物繊維が多い食べものは、繊維が歯や装置に挟まることで飲みこめないことがあります。
装置に引っかかったまま飲み込もうとして喉に詰まることもあるため、料理に使用する場合は細かく刻んでおくのがおすすめです。
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