皆様、こんにちは。
阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。
「小さい頃は歯並びがよかったのに、大人になってから歯並びが悪くなった」と感じてはいませんか?
じつは、歯並びは一生同じではなく徐々にお口の健康状態や生活習慣により変化することがあります。
今回は、大人になってから歯並びが悪くなる原因や対処方法を紹介します。
大人になってから歯並びが悪くなる原因
年齢を重ねると共に歯並びが変化した場合は、先天的な理由である「遺伝」よりも後天的な理由が原因と考えられます。
まずは、後天的な理由で歯並びが悪くなる原因で挙げられる「癖や生活習慣」と「お口のトラブル」に分けて詳しくみてみましょう。
癖や生活習慣
歯並びがよかったのに徐々に歯並びが崩れてしまった方は、癖や生活習慣が原因のことが多いです。
- 爪を噛む癖
- 唇を噛む癖
- 舌で歯を触る癖
- 猫背
- 口呼吸
などの癖や生活習慣の乱れがある方は歯並びが悪くなる傾向があります。
爪や唇を噛む癖があると前歯が前方に押し出される力がかかるため、出っ歯や受け口になるリスクが高まります。
また、通常舌先は上の前歯の後方にある「スポットポジション」と呼ばれる膨らみのある場所に位置するのですが、舌の筋肉が衰えていると下方に落ちて前歯を無意識に触ったり、押したりして歯並びを悪くしてしまうことがあるのです。
さらに、猫背で生活していると下の顎が下方に引っ張られて、上下の顎の位置関係がズレたり、しっかりお口が閉じられなくなり口呼吸になったりします。
口呼吸になると、唇で前歯を支える力が不足するため、前歯の内側と外側の力のバランスが崩れて、歯並びが悪くなる傾向があります。
お口のトラブル
もう一つ歯並びを悪くする原因は、
- むし歯
- 歯周病
- 親知らず
などのお口のトラブルが挙げられます。
むし歯や歯周病により歯を喪失したままにしておくと、隣り合う歯や噛み合う歯が徐々に歯の無い場所に移動したり、傾いたり、伸びたりして歯並びや噛み合わせが乱れます。
また、18~20歳くらいで生える「親知らず」は生えるスペースが不足していることが多く、生え方によっては手前の歯を押してしまい、悪い歯並びになる原因になるのです。
大人になってから歯並びが悪くなったときの対処方法
大人になってから歯並びが悪くなった場合は、放置しておいても自然に改善することはありません。
そのため当院では歯列矯正による歯並びの改善を行います。
患者様のご要望にお応えできるように「ワイヤー矯正」と「マウスピース型矯正」をご用意しております。
大人の矯正に年齢制限はありませんので、悪い歯並びが気になる方はお気軽にご相談にお越しください。
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