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院長コラム

80歳で20本以上の歯をめざす!~8020運動の内容や対策~

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院長・尾川真也

皆様、こんにちは。
阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。

人生100年時代といわれている今、将来1本でも多くの歯を残しておくことはとても大切なことです。
そこで80歳で20本以上の歯を残そう!という8020運動があるのはご存じでしょうか?

今回は、8020運動の内容や80歳で20本以上の歯があるメリットなどを解説します。

8020運動とは?

リンゴをかじる高齢者

8020運動とは「80歳になっても20本以上の歯を残そう」という運動のことで、平成元年に厚生労働省と日本歯科医師会が提唱して開始されました。
それまではできるだけ多くの歯を残して「一生自分の歯で食べよう」という標語が使用されていましたが、現在の平均寿命は男性81.3歳、女性87.3歳と、80歳を上回るようになり、数値化することでより明確な目標がもてるようになりました。

80歳で20本以上の歯があると「何でも自分の歯で噛むことができる」可能性が高まるとわかっています。
実際に50・60・70代の男女を調査した結果、ご自身の歯が19本以下では50%前後に対して、20本以上では80%以上の方が何でも食べられると、どの年代でも回答しています。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット_8020運動とは より)

80歳で20本以上の歯があるメリット

80歳で20本以上の歯があるメリットは、以下が挙げられます。
・何でも自分の歯で噛める
・免疫力を保てる
・ほうれい線やシワの予防
・お口元の見た目を維持できる
・むし歯や歯周病の予防
・ストレスの緩和
しっかり自分の歯で噛めるため、食事をいつまでも美味しく感じられ楽しめます。
栄養面に偏りがでることも少ないため、免疫力の低下を防ぐことにもつながります。

歯を失っても入れ歯やブリッジなどの修復物で補うこともできますが、美しさや機能は自然な歯のほうが勝ります。

歯が多く残っていればお口元にコンプレックスを抱くこともなく、お口周りの筋力が保たれるため、ほうれい線やシワの予防にもなります。
また、しっかり噛むと唾液腺が刺激されて唾液が分泌されます。

すると「抗菌作用」や「自浄作用」といった唾液の作用が十分に発揮されて、むし歯や歯周病になりにくいお口の環境を整えてくれるのです。
他にも、しっかり噛むことで「セロトニン」と呼ばれる幸せホルモンが分泌されてストレスの軽減にもつながります。

8020を達成するためにできること

Elderly people brushing their teeth

最後に8020を達成するためには、「セルフケア」と「プロケア」どちらも欠かせません。

セルフケア

歯ブラシだけの歯磨きでは、どれだけ上手い方であっても6割くらいの歯垢しか落とせないといわれています。
そのため、デンタルフロスや歯間ブラシなどの清掃補助用具を用いたセルフケアにより、8割以上の歯垢を落としてむし歯や歯周病で歯を失うリスクを低減させましょう。

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院長・尾川真也

当院では、歯磨きチェックにより患者様に適切な歯磨き方法や改善点をアドバイスしておりますので、お気軽にご相談ください。

プロケア

セルフケアでは落としきれなかった汚れは、定期的に歯科医院で取り除くことが大切です。

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院長・尾川真也

当院では、歯磨きでは落としきれない歯石を除去するための「歯石除去」や「PMTC」を行っていますので、3~4ヶ月に1回くらいのペースで定期検診にお越しください。

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