
皆様、こんにちは。
阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。
「本当に歯の本数はこれだけでいいの?」
お子さまの歯の本数が気になっている保護者の方も少なくありません。
じつは、永久歯(大人の歯)と乳歯(子どもの歯)の本数は異なります。
今回は、歯って何本生えるのか、子どもの歯の生える順番を解説します。
歯って何本生えるの?
歯って何本生えているのが正常なのか気になっている方へ。
乳歯は20本、永久歯は28本生えるため、鏡をみて確認してみましょう。
乳歯は、永久歯よりも本数が少ないのが特徴です。
そのため、お子様の歯を見て本数が少ないのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
乳歯は2歳半ごろまでにはすべて生えそろうのが一般的ですので、乳歯が生えてこない場合は早めにご相談ください。
中には、先天性欠如歯といって生まれつき生えてこない乳歯がある方もいらっしゃいます。
子どもの歯の生える順番
ここからは、乳歯の生える順番を解説します。
生後6ヶ月ごろになると下の中心の前歯が生えてきます。
この時期は、離乳食がはじまるころでもあり歯ぐきや生えてきた歯で噛むことに慣れていきます。
そして、生後10か月になると上の中心の前歯が生えてきて、1歳ごろには上下の前歯が4本ずつ生えて全部で8本になります。
その後、1歳半で1つ目の奥歯(第一乳臼歯)が4本生えてくるため、硬いものもすりつぶしやすくなってきます。
2歳ごろには、奥歯と前歯の間にある隙間から犬歯が生えてきますので、お肉を引きちぎることも容易になるでしょう。
2歳半までには一番奥の歯(第二乳臼歯)が生えてきて乳歯はすべて生えそろうのです。
乳歯の表記
市の検診などで、歯の本数を確認することがあり、母子手帳などに記載されます。
どこの乳歯が生えているか確認できるように、ここからは乳歯の表記をお話しします。
- 【A】中心の前歯
- 【B】中心から2番目の歯
- 【C】中心から3番目の歯(犬歯)
- 【D】中心から4番目の歯(第一乳臼歯)
- 【E】中心から5番目の歯(第二乳臼歯)
永久歯は1~7の数字で表記されますが、乳歯はアルファベットで表記されます。
そのため、お子様によっては乳歯と永久歯が混合している場合もあり、表記をみてチェックすることが可能です。
乳歯の本数や生え方が気になれば相談へ
乳歯の本数や生える順番は、お子様によっては異なる場合もあります。
このような場合は、歯のトラブルや先天的な問題が考えられます。

少しでもお子様の歯に気になることがあれば早めにご相談にお越しください。
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