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院長コラム

むし歯の発生のメカニズム~むし歯の4つの輪とは?~

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院長・尾川真也

皆様、こんにちは。
阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。

「むし歯になりやすいような気がする」と悩まれてはいませんか?
じつは、むし歯の発生は4つの条件が重なったときに引き起ります。

4つの条件を知っておけば、むし歯になりにくいお口の環境に整えることもできるのです。

今回は、むし歯の発生のメカニズムとむし歯の4つの輪を解説します。

むし歯の発生のメカニズム

まずは、むし歯の発生のメカニズムを解説します。

食事をした後に歯に食べかすが付着するため、歯磨きを行う方がほとんどかと思います。

しかし、適切な歯磨きができていないと食べかすが歯に残ったままになり、放置しておくと食べかすの中で細菌が増殖します。

この細菌の中には、むし歯や歯周病の原因菌が存在するためお口のトラブルのリスクが高まります。

そして、食べかすの中に含まれている「糖」をむし歯の細菌が分解することで、酸が生成されるのです。

歯が酸にさらされると、歯の表面が徐々に溶かされてしまいむし歯になってしまいます。

むし歯の4つの輪

むし歯になりやすい人、なりにくい人がいるのは確かです。

そこでむし歯の発生しやすい状態を作り出す4つの輪を紹介します。

  • 歯質
  • むし歯の細菌の数
  • 糖分
  • 時間

この4つが合わさったときにむし歯にかかるリスクが高まります。

歯質は、歯がむし歯の細菌に強いかどうかが関係しています。
乳歯や生えたばかりの永久歯は、やわらかく酸に溶かされやすい傾向があります。

そのため、乳歯のうちからフッ素塗布を定期的に行いむし歯に強い歯に育てることが大切です。
また、むし歯の細菌は赤ちゃんのお口の中には存在しません。

むし歯の細菌は、周りの大人や保護者から移されることがあるため、お子様の歯をむし歯から守るためにも保護者の皆様は定期的な歯の検診を受けましょう。

そして、間食で甘いものばかり好んで食べる方は糖分の摂取量が多くなり、むし歯の細菌に大好物のエサを与えているような状態が続きます。

加えて、間食や食事を長時間にわたり摂取する「だらだら食べ」をすると、歯が酸にさらされる時間が長くなりむし歯になりやすくなります。
食事は時間を決めて摂取しましょう。

当院では、むし歯の予防はもちろん早期発見・早期治療につなげるためにも定期検診を行っております。

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院長・尾川真也

患者様のお口の状態に合わせて歯のクリーニングや歯磨き指導、フッ素塗布を行うことができますので、お気軽にご予約ください。

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