マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い
①治療の痛み
マウスピース矯正
ワイヤー矯正よりも弱い力で歯を動かすため、痛みは強くありません。マウスピースによってお口の中の粘膜や舌が傷つくことはほとんどありません。
ワイヤー矯正
通院日の直後は痛むことが多いです。ただし数日で痛みにも慣れていきます。ブランケットを歯の表面に取りつけるため、お口の中の粘膜や舌に傷ができ、その傷が痛むことがあります。
②見た目、違和感
マウスピース矯正
インビザラインは透明なプラスチック製なので装着していても目立たず矯正治療していることが見た目にはほとんどわかりません。違和感はワイヤー矯正よりも少ないです。
ワイヤー矯正
ブラケットやワイヤーに白いものを使用すると装置は目立ちにくくなります。口の中に付ける装置の影響で違和感は少しあります。
③治療期間
マウスピース矯正
ワイヤー矯正同様、歯並びの状態によって異なりますが平均的には2年ほどで治療が完了します。ただし予定通りにマウスピースを装着できなかったり大きな虫歯ができてしまうと予定より長くなってしまいます。
ワイヤー矯正
歯並びの状態によって治療期間は異なりますが平均すると1年半~2年半ほど装置を装着して頂くことが多いです。
④通院頻度
マウスピース矯正
通院回数は1~2か月に一回と、ワイヤー矯正と比較すると少ないです。
ワイヤー矯正
装置を装着したのちは2~4週に一度のペースで通院し、装置の調整を行います。食事等により装置が外れてしまった場合はできるだけ早く来院していただきます。
⑤食事
マウスピース矯正
インビザラインは食事の時にはご自身で取り外して頂くため、治療前と同じように食事を楽しむことができます。水やお茶は装着したまま飲めますが、色の濃いものや、砂糖が入ったもの気をつけなければいけません。
ワイヤー矯正
キャラメルやガムなどは装置に付着してしまうため控えて頂きます。
また硬い食べ物やかみちぎる必要のある食べ物も装置が外れてしまう恐れがあるため、用心しないといけません。
また硬い食べ物やかみちぎる必要のある食べ物も装置が外れてしまう恐れがあるため、用心しないといけません。
⑥歯磨き
マウスピース矯正
歯磨きのさいは取り外し、治療前と同じように歯磨きできます。
ワイヤー矯正
装置の周囲に食べかすがたまりやすくなるため、念入りに磨いて頂く必要があります。
⑦自己管理
マウスピース矯正
毎日20時間以上の装着が必要なため、食事と歯磨き時以外は装置が必要です。長時間の装着が難しい方や不安な方はワイヤー矯正の方がストレスが少ないかもしれません。
ワイヤー矯正
歯に装置を固定すると、治療が完了するまで着けたままになるため基本的には自分で管理をしなくても日々歯は動きます。ただし歯並びによってはご自身でゴムを着け換えて頂く必要があります。