
皆様、こんにちは。
阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。
「歯並びが悪いのかよくわからない」と鏡をみて悩んでいませんか?
悪い歯並び(不正咬合)にはさまざまな種類があるため、自分の歯並びについて知っておくことは大切です。
今回は、悪い歯並び(不正咬合)の種類とトラブルについてお話しします。
悪い歯並び(不正咬合)の種類
悪い歯並びのことを矯正歯科では不正咬合と呼びます。まずは、不正咬合の種類をみていきましょう。
上顎前突
上顎前突は一般的に出っ歯と呼ばれる歯並びのことです。
上の歯が唇側に傾斜しているもしくは上の顎が大きすぎるなどが原因です。上下の前歯の間に4mm以上の隙間が空いた状態を上顎前突に分類します。
下顎前突
下顎前突は一般的に受け口と呼ばれる歯並びのことです。
下の歯が唇に傾斜しているもしくは下の顎が大きすぎることで、上下の噛み合わせが反対になっている状態です。
叢生
叢生は、歯と歯が重なり合ったり、歯が捻じれたりしている歯並びのことです。
日本人では悪い歯並びの中でも最も多い不正咬合です。
歯が生えるスペースが不足しているため抜歯が必要になるケースがあります。
また、中心から数えて3番目の歯(犬歯)が唇側に移動している八重歯の場合も叢生のうちのひとつで悪い歯並びです。
開咬
上下の歯と歯の間に隙間が空いてしまう歯並びのことです。
奥歯では噛み合っていても前歯がしっかりかみ合わせられず常に閉じられない状態です。
過蓋咬合
過蓋咬合とは、上下の歯が深く噛み合っている状態のことです。
上の歯が深く噛み合っていることで下の歯は3分の2以上が見えなくなります。
通常は、3分の2くらい下の歯が見えていますので鏡でチェックしてみましょう。
空隙歯列
歯と歯の間に隙間ができる歯並びを空隙歯列と呼びます。
前歯だけではなく奥歯まで歯と歯の間に隙間ができることもあれば、一部分の歯並びに隙間が空くケースも。
中心の前歯の間だけに隙間ができた歯並びを正中離開と呼び空隙歯列のうちのひとつです。
不正咬合のトラブル
不正咬合を放置すると、
・見た目のコンプレックス
・しっかり噛めない
・滑舌が悪い
・身体の不調
・顎関節症のリスクが高まる
・むし歯や歯周病のリスクが高まる
などさまざまなトラブルが引き起ることが考えられます。
少しでも不正咬合に当てはまる場合は、矯正歯科のある当院へご相談ください。