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院長コラム

【小児歯科】歯の数がみんなと違う!過剰歯や欠如歯とは?

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院長・尾川真也

皆様、こんにちは。
阪急箕面駅より徒歩3分にある尾川歯科医院です。

「歯の本数が多い気がする……」

「左右対称に歯が生えていない」と気になってはいませんか?

じつは、人によっては歯の本数が生まれつき多いケース、反対に少ないケースがあります。
そこで今回は、お子様のお口を見てチェックできるように過剰歯や欠如歯のお話しをします。

子どもの歯は何本あるの?

乳歯は中心の前歯から数えて奥歯に向かって5本生えています。左右対象に生え、上下合わせると20本生えるのが基本です。

乳歯は中心の歯をA、次をB、C、D、Eとアルファベットで数えていくのが特徴です。個人差はありますが、生後6ヶ月くらいから生えはじめて2歳半くらいまでにすべての乳歯が生えそろうのが目安です。

そして、6歳を超えると徐々に永久歯が生えてきます。一番奥の永久歯は12~14歳くらいで生えて、この時期にはすべての永久歯が生えそろいます。

永久歯は1番から7番まであるのが基本で、全部で28本です。

過剰歯

乳歯の数は20本、永久歯は28本と解説しましたが、じつはこれよりも歯の本数が多いお子様もいらっしゃいます。

乳歯よりも永久歯に多く、余分な歯のことを過剰歯と呼びます。

過剰歯のほとんどは、中心の前歯の間や一番奥の歯の隣から生えてくるとわかっています。

過剰歯をチェックした方がよいタイミングとして、

  • 乳歯が抜けたのに永久歯がなかなか生えてこない
  • 歯の本数が左右対称ではない

などが挙げられます。

30~40人に1人くらいの確率で過剰歯が生えるため、気になることがあれば早めに相談してください。

欠如歯

次に欠如歯とは、過剰歯とは反対に歯の本数が少ないケースです。これは、生まれつき歯の本数が少ない状態で永久歯にみられます。

中心から数えて2番目や5番目の歯に多く、日本人では10%の人に欠如歯があるといわれています。

欠如歯をチェックした方がよいタイミングとして、

  • 2番もしくは5番目の歯が抜けない
  • 永久歯が生えそろう時期でも乳歯が残っている

ケースです。

主な原因として遺伝が挙げられますので、両親や兄弟に欠如歯がある場合は早めに歯科医院でレントゲンを撮って確認するのもよいでしょう。

欠如歯が発見された場合は、乳歯をできるだけ健康に残すことが大切です。万が一、乳歯が抜けてしまった後で欠如歯が発見されたら矯正治療や被せ物、インプラント治療をご提案させていただきます。

まとめ

歯の本数が少ない気がする、歯が小さいけれど乳歯が残っているの?などお子様の歯の本数や大きさに不安なことがありましたらご相談ください。

1歳半ころからはむし歯にならないためにも定期的な通院をおすすめしておりますので、ぜひお子様とご一緒に小児歯科のある当院へお越しください。

 

 

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